Home > 旅語り【長野県湯田中・別所】 > 渋温泉・外湯巡り

渋温泉・外湯巡り


 4月30日から5月2日にかけて長野県湯田中・別所温泉近辺を旅してきました。
この三日間で、かつてないくらい温泉に浸かりましたが、その一因となるのが、この渋温泉・外湯巡りです。
 宿泊者だけが入ることのできる九つの共同浴場を巡るというもので、これにより九(苦)労を流し、様々な厄を除けを祈願します。
 散歩がてら、のんびりまわれば良いと臨んでみたものの、いざはじめるとこれが修行のような心持ちになり、いつのまにか「あといくつで達成だ!」などと入浴より完結が目的となってしまいました。
 終わってみると、やはりその達成感はひとしおで、非常においしくビールをいただけました。

渋温泉は、奈良時代神亀年間、僧行基が投獄を巡錫行脚した際発見されたものです。
名湯大湯を中心に行基の刻んだ薬師如来を温泉鎮護として栄えてきました。
渋温泉は三百年程前より次々に発見された湯を村人の手により、共同浴場、惣湯(大湯)と称して大切に支えられ、延宝四年(1676)藩主真田幸道が愛湯せられて以后、歴代藩主も毎年訪れるようになりました。
いつの時代からか村人や湯治客は、九つある共同浴場(外湯)を薬師如来の温泉鎮護にあやかるべく一つ一つ浴場めぐりを行うようになってきました。

一番湯・初湯(胃腸の湯)
二番湯・笹の湯(慢性湿疹、腺病質他、諸病快復期効能アリ)
三番湯・綿の湯(切傷、おでき)
四番湯・竹の湯(慢性痛風他)
五番湯・松の湯(軽度の脊髄病、神経病、諸病快復期)
六番湯・目洗の湯(眼病他)
七番湯・七操の湯(外傷性諸障害、諸病快復期)
八番湯・神明滝の湯(中枢及末梢麻痺、婦人生殖器の慢性諸病他)
九番湯・渋大湯(神経痛、リュウマチ、諸病快復期、痔病他)
番外・信玄竃風呂(むし風呂、美容健康、子宝)

〜巡浴祈願てぬぐい包み紙より抜粋
--------

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.uminouiwn.net/blog/mt-tb.cgi/267
Listed below are links to weblogs that reference
渋温泉・外湯巡り from 放下坊主の木槌

Home > 旅語り【長野県湯田中・別所】 > 渋温泉・外湯巡り

Links
Reccomned
Search
Feeds

Return to page top