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岩手みやげ話し『洞窟探検隊』

〜2006年黄金週間、西へ東へ【その6】〜

5月6日。
稲荷穴は岩手の名水20選にも選ばれる湧き水。
洞窟の奥からこんこんと湧き出てきます。
そんな水で湯を沸かし、みんなを起こして、
おのおのコーヒーやお茶など暖かい飲み物を飲んでいると、Z君がひとこと。
「ここ、やばいよ…」


聞けば、深夜にテントの外を誰かが歩く音や、女の人の歌声を聞いたとのこと。
他の三人はそんなことは、全く気付きませんでした。
「しかも、寝入りばなにも狸が来て耳元で“きゃるん!”とか鳴きやがってよぉ」
たばこを吸いながら吐き捨てるように語り続けるZ君。
あれ?それはもしかして…。


(撮影:ボン)

結論“Z君は狸に馬鹿された”
耳元で聞いた“きゃるん!”は狸に術をかけられた瞬間である。
ということになりました。
どんなに科学が進歩しようが狸にばかされることもあるんです。
みなさん御用心。

さてこの日は洞窟巡り。
まずは、日本三大鍾乳洞のひとつ龍泉洞。
洞窟に入る前に腹ごしらえ。
熊汁などいただく。


(撮影:ボン)

力を蓄え、穴蔵へ。
入口からものすごい冷気。


(撮影:ボン)

洞窟は龍が人々に与えたと言われる名水をどこまでも青くたたえる。


(撮影:Z.Mastabe)

さて、続いては本格的探検体験、氷渡(すがわたり)探検洞。
要予約で、内部はほとんど整備されておらず、
案内人同行のもとヘッドライトの光のみで行動する。

研修施設で30分程のビデオを見た後、
洞窟に向かい、入口でガイドさんの説明を受ける。
川口浩探検隊シリーズにはまった人にはたまらない、
あのヘルメットをかぶって、気分は嫌が応にも高まる。
さあ、入洞だ!


(撮影:ボン)

丁寧に解説をしてくれるガイドさん。


(撮影:Z.Mastabe)

最初の難所。一同緊張した面持ち。


(撮影:ボン)

入り方を間違えると、動けなくなること必至の狭さ。


(撮影:ボン)

這いつくばって難所を抜けます。

第2の難所。今度は縦穴を足で探りながら降りていきます。

下から降りてくる人を見上げてみる。

難所を抜けたところで、ウサギコウモリがお寝む。


(撮影:Z.Mastabe)

雪解け水による増水のため、今回はここまで。
これで、だいたい通常の半分とのこと。

そのかわり、普段は入らない立入禁止区域を案内してくれました。

ときに激しく流れる雪解け水の中をジャブジャブと歩く。
これもまた、この時期ならではの体験かと思うと愉快な気分になる。

帰りにヘッドライトの電池が切れるトラブル発生。
平静を装いながらも、前のおねえちゃんに必死こいてついていきました。


(撮影:ボン)

電池を換えてもらってひと安心。
このあと、全員で電気を消してみる。
真の暗闇。光源など全くないから、目が慣れることもないとのこと。


(撮影:ボン)

帰り道は比較的、楽なルートで。
縦穴登りもなんのその。

降りるのも、まあ大丈夫。

こうして、探検無事終了。
次回の、全踏破を誓い、洞窟を去るのでした。

さて、この日の宿泊は何も考えていなかったのですが、
研修施設の裏でキャンプができるようになっていたので、もうそこに決定。
手続きをし、足りない食材を買い込み、
また火など炊いてまったりしてしまうのでした。


(撮影:ボン)

この夜は雨もしとしと。
今回の旅で、初めての雨ふりであったわけですが、
まあ、祝福されている恵みの雨ということで、
雨と火を楽しみつつ、ひとしきりばかをやりながら夜も更けていくのでした。


(撮影:ボン)

Comments:1

ボン 2006年6月 1日 21:31

洞窟探検隊のガイドのおばちゃん、山崎邦正に似てるんだよなあ。

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