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チセでのひととき


〜2006夏の遊行【その8】〜


(撮影:Z.Mastabe)

温泉に浸かってひとここちつくも、
その日の宿が見つけられなかった我々は、
温泉で偶然再会したクマさんの計らいでチセに泊まる事になりました。


チセとは現代ではその姿をなかなかお目にかかれないアイヌの伝統家屋。
一万年祭の主催者は、二風谷でアイヌ語学校を開いているアイヌの賢人とも言うべき人。
その方がチセをこさえていて、クマさんはZくんのテントが流されたという話を
よほど哀れに思ったのか、そこに泊まれるよう取りはからってくれるというのである。
そんなところに泊まって、良いものかという疑問を抱きつつも、
貴重な経験への魅力は押さえきれず、我々はお世話になることにしました。


(撮影:Z.Mastabe)

チセは人が住むと同時に神さまを迎え入れるための作りがなされていて、
人が寝る場所も寝る方向もちゃんと決まっている。
幸い、入口にチセでの生活での掟のような注意書きがあったので、
粗相のないように、寝床を確保。
電気はきていたけど、持ち込んだ荷物をひと通り確認したら、
あえて消してロウソクの火で夜を楽しみました。

Comments:2

2006年12月14日 17:46

うおう!最高の体験じゃあないですかい。
災い転じて福と成す?

umino 2006年12月16日 11:26

>鮎さん
いや、まさに。なにが起こるかわからない旅の醍醐味といったところでした。

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