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富良野へ


〜2006夏の遊行【その12】〜

明けてまだ小雨。
霧に煙る朝方の然別湖はなんとも幻想的。
ボンさんはスケキヨごっこに興じていました。

明るくなってきて、水面が静かになって来ると、
シンメトリーな景色に出会えます。

それぞれ、前日調達した朝食を思い思いに食べ、
ゆるゆると片付けたら、然別湖を出立。

いよいよ北海道で最後の夜を過ごすことになるこの日は
遠慮する事なく焚き火がしたいと思い、
ひと区画ごとに焚き火場所がついているという富良野のキャンプ場を目指します。
ふったりやんだりの雨の中、車を走らせ、
映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影の時にケンさんがきたという食堂で昼食。

ステーキカレーというのをいただきました。
富良野といえば、鉄道員の他にも、
ドラマ「北の国から」の撮影現場、ラベンダー畑など、
見所はたくさんあるのですが、
どれも、メンバーの興味を惹くものではなく、
キャンプ場へ直行となりました。
キャンプ場で手続きをすませたら、まずは水汲みと温泉、そして買い出し。
実は、キャンプ場へ到着する少し手前に、
「原始の泉」なる看板を発見し、メンバー全員が「あれはなんだ?」と、
口にせずも思っていたらしく、キャンプの場所を確保後、
ちょっと行ってみないか?ということになりました。

山の上の方から長い年月を経て濾過され、ここで湧き出ているそうです。
水を汲みがてら、ナナオ手ぬぐいを浸ける。

この手ぬぐいは、旅ごとに持っていき、
各地の名水や名湯をともにしている良き相棒なのです。

その後は市街地に出て、フラヌイ温泉でのんびり。
ぬるめの源泉の湯とあたたかく涌かした湯に交互に浸かり疲れを取りました。

続いて近所のスーパーで買いもの。
夕食のメインはジンギスカンに決定。
ところで、この日も小雨がパラパラ、
“やっぱり、タープがいるんじゃね?”
一同の間で、そんな空気が流れだしました。
実は、旅の前半でタープ購入の提案があったのですが、まあ、いいかとスルー。
しかし、この2日は雨にふられているので、
ついに、メンバーの何かがきれ、
旅の終わりになって荷物を増やすと言う暴挙に出ました。

キャンプ場に返って早速タープを立てます。

雨をしのげるだけでこんなに気持ちが緩むものかと言うくらい、
皆から笑みがこぼれます。
多少の雨ながら、焚き火も無事付き、団らん。

ところが、ジンギスカンを狙って狐がトコトコ寄ってきました。
春の東北では狸でしたが、今度は狐。
いいかげんしつこいので、フラッシュで脅したりしたら、
逃げる間際、タープのヒモを一個ほどくという器用な嫌がらせをして
逃げていきました。

ところが、その夜。
やはり狐は復讐の機会を狙っていたのでした。

Comments:1

「G」 2006年12月26日 10:29

おぉ、キツネの復習が楽しみれす(^^

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