- 2007年3月19日 09:52
- 日々雑感
寺田本家は300年に渡りこの地で酒造りをしている歴史ある蔵元。
現在は無農薬・無添加で昔ながら生もと造りでお酒を醸し出しています。
寺田本家サイト http://www.teradahonke.co.jp/
天気も良くたくさんの人が訪れていました。
興味深い出店も軒を並べ、眺めながらうろうろ。
餅つき等のイベントもありました。
そんな中、見つけた酵母風呂。
近所のお百姓さんが用意したものです。
酒粕と木の削り屑と酵母をまぜたものに足を突っ込む
なかで発酵が進んでいるらしくほんのりあったかい。
10分ほどやってると、足もぽかぽかして血行もよくなる。
これを用意したお爺さんは、ふだん体ごと浸かって(埋まって?)いるそうです。
続いて、杜氏さんに案内されての酒蔵見学。
まずは甑(こしき)。
米を蒸すもので直径約2m。巻いてあるむしろはすべて藁で編み上げてもの。
全部藁で出来ているものは、近年なかなかないそうです。
次に麹室(こうじむろ)に入って麹を見学。
寺田本家では通常の白米の他に玄米でもお酒を作っています。
白米麹
玄米麹
両方食べさせてもらいましたが、この時点で全然味が違うのは驚き。
そして米麹菌
籾に着いている黒っぽいのが麹菌。
これと蒸米をまぜて、麹を育てる。
最初に酒を造った人はよくこんなものを混ぜることを思いついたなぁと
思うのですが、それはやっぱり現代人的な価値観なんでしょうね。
昔の人は身の回りの全ての現象や事物に
なんらかの意味を見いだせたってことなんでしょう。
お次は酒母(しゅぼ)造り。
育った麹にさらに蒸米と水を合わせて酵母を育てたもの
なんと蔵に生息する乳酸菌などの菌が入ってきて育っていくとのこと。
もちろん杜氏さんの温度管理や、熟練された仕込みあっての成長なわけで、
こうして、まさに土地の味、蔵の味といったものが生まれるのだなぁと感激。
また、この時点ではまだアルコール分はなく、
なんと味は酸味の心地よいヨーグルトといったところ。
非常に美味。
最後に案内されたのはもろみ造り。
大きなホーロー樽の中で発酵がつづき、いよいよお酒となります。
お土産に、酒やら酒粕、手ぬぐいなど購入して寺田本家を立ちました。
酒粕料理のレシピもいただいたので、いろいろやってみよっと。