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孕石へお礼参り

9月14日から遅めの夏休みとし、
静岡県掛川市にある孕石(はらみいし)天神社へ、
子授祈願のお礼参りに行ってきました。

今をさかのぼること約1年半前、
多少のしがらみを手放し“さあ今年は子供をつくるぞ”
ということになりました。

そこで、なんというか言葉だけでなく、意を目に見える形にしておきたいなと思い、
いろいろ検索したり文献をあさったりしていたところ、
好みにぴったりだったのがこの孕石だったわけです。
その内容とは「ご神体から石を取ってお守りとして持ち帰ると子が授かる」
というもので、なんとも素直な感じがして早速動き出しました。

さあ、ここからは孕石天神社に関する詳細です。
孕石へ祈願をご予定の方は参考にしてください。

まず場所。
正直見つかりにくいです。道沿いからは見えません。
写真左手の白い看板が唯一の目印です。
この中央の小道を入っていきます。

看板は近くによるとこんな感じ。


入っていくと民家が見えますが、臆せず突き進みます。

で、木々に囲まれたお社が見えてきます。

これが孕石天神社です。

宮司さんは常駐しておらず、ほぼ放置状態です。

階段を登ると、でんと石が見えます。
いわゆるさざれ石というものらしく、小石がつまった大石といった感じです。

石の後ろには拝殿があり、いかにも原始的な民間信仰がまずあり、
その後にお社が来たという感じがします。
なんで菅原道真の天満宮だったかはよくわかりません。

さて、拝殿は鍵がかかっていないので、
自分で開けて、中に入りお参りします。

作法を書いた紙があるので、その通りにしましょう。
だいたいこんな感じです。
・御神符代として500円を小袋に入れて住所氏名を記入し賽銭箱に入れる。
・外に出て、孕石から石を一つ取り出します。
・子が授かったときは持ち帰った石と、家の石二つ、合計三つの石を神前に返し、
 志(千円以上)を賽銭箱に入れる

石は近くで見ると結構削られています。
芳名帳をみると、全国から参拝者が後を絶たないようです。

私たちが訪れたときは偶然通りかかった地元のおばあさんに助けられ、
たいへんお世話になりました。
このおばあさんのお話だと、他にもこんなお話がありました。
・石は素手で取る(道具は使わぬこと)
・御神符は神棚横にあるので一枚拝受し、石と一緒に神棚などへ飾る。
・寝る前に飾ったお札と石に祈願する。
・夫婦で来た場合は男が石を削り取る。
・目をつけた石がすんなり取れると安産。
 一回でとれなかったり、取る石を何回か変えて挑戦するようなことになると
 授かるのに時間がかかったり、苦労する。

余談ですが、このおばあさんがまた壮絶な人生を送っていて、
小一時間ほど拝殿の中で、身上話を聞いたのですが、
これが角川映画の金田一シリーズで、金田一耕助が事件解決の布石として
「僕は●●へ行ってきて、○○さんにあってきました。」
なんて言って、犯人やキーパーソンの出生の秘密や人生背景を
とうとうと語りだす○○さんの場面があるんですけど、
そこに居合わせたような感覚になってしまいました。

それはさておき、我々も家族3人でお礼参りをすまし、
お札と石を返して、神棚横の育児健康お守りを手にして、
孕石を去りました。

ちなみに私は目をつけた石を1回でとれましたが、
ちょっと時間がかかりました。
今思うと、出産予定日を随分すぎる予兆だったのかもしれません。

Comments:2

ぷう。 2007年9月20日 13:23

良い話だなぁ。
自然の摂理や、昔から残っている風習って
なんと言いますか、大切な意味が有る気がします。

umino 2007年9月20日 14:53

>ぷう。さん
なんだか最近こういうのが楽しくって。
具体的なカミさまじゃなくて、
なんか木とか石とかそんなモノに願掛けしたかったんです。
栃木の楽しげな情報もなんかあったら教えてくださ〜い。

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