- 2008年7月26日 11:19
- 旅語り【水と龍の旅】
車を走らせ、途中でお蕎麦などいただき、
食後にふたたび移動し、滝の近くの駐車場に車を停めました。
駐車場からすこし車道を上ると滝への遊歩道があり、そこに入ります。
遊歩道は苔や木々の葉で、びっくりするほど緑色に染まっていました。
多少岩場がありますが、それほど難所でもありません。
歩を進めると、滝が見えてきました。
周囲の荒々しい岩場から落ちてくる滝は迫力満点。
水量にもよるでしょうが、この日は腰ぐらいまでつかるのを覚悟すれば、
対面の岸までいけました。
近づくと水の流れが立体的に見えて、さらに良い景色。
滝の岩場でおやつを食べて、ひとしきり遊んだら、
あっというまに日が傾いてきました。
この日は道の駅で車中泊の予定だったのですが、
その前に入るはずの温泉公衆浴場が改装中で入れず、
近所にご飯を食べるところもなさそうなので、
十津川温泉まで足を伸ばしてそこの温泉公衆浴場で汗を流し、
近くのドライブインでおいしい釜飯を夕食にしました。
で、寝るところはというと、
来た道を戻るのはいやだったので、
翌日訪問予定の玉置神社までいって、そこの駐車場で寝ることにしました。
標高1076mの玉置山の上です。
案の定、車は我が家一台だけ。
熊野三山の奥の宮といわれ、役行者や空海も修行したと言われる地だけあって、
日が暮れると心細さのなかにもわくわくしたなんか妙なテンションになってきます。
さて、とっぷりと夜になり十六夜の月があがり始めるころ、
ちょいと外の雰囲気を味わおうかと車の外にでると、
駐車場の向こうの森に何やら光が...。
最初はどこぞの鉄塔の光が森の向こうに見えているのかと思ったのですが、
しばらくみていると、光がすーっと移動する...。
あれ?なんかやばい状況なのか?
気のせいにして片付けても良いけど、
見ちゃったもんはしかたない。
森の精に遊ばれるのも一興かと、足を森に進めると、
左手の方で光がすーっと流れた。
螢だ。
よく見ると、森の入り口あたりで結構光っていました。
車で山をあがってくる途中、水辺は見かけなかったし、
駐車場のまわりもそのような場所はなかったので、
完全に考えの外でした。
水辺もよく探せばあるんでしょうが、
自分のなかであり得ないと決めつけていた邂逅だったので、
なんか得した気分で眠りにつきました。